エジプト旅行 ミュージアム

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エジプト旅行 ミュージアム編

エジプトには様々なミュージアムがありますが、カイロに行ったらやはりこの二つは是非訪れて欲しいと思います。

首都カイロ近郊のギザにある、グランドエジプシャンミュージアム(GEM)と カイロにあるエジプシャンミュージアム (エジプト考古学博物館)です。

Grand Egyptian Museum

GEM グランドエジプシャンミュージアム いつ全オープン?

なんかまた遅れちゃうんだって

6月14日、エジプト首相から発表がありました。

大エジプト博物館の正式開館を、予定していた7月3日から延期するそうです。

このミュージアム、総工費は約10億ドル(約1440億円)なんですって!

そのうち、日本は842億円の借款を供与し、遺物の保存とか、修復の技術協力も行っているってご存じでした?

ってか、借款って何?なんか借りるって漢字だから、ローンしてるんだなっていうのは想像できますが。

JICAのサイトに説明がありました。

円借款の概要 | 事業について - JICA

ちなみにこちらの延期の理由としては、「現在の地域情勢」を挙げているそうです。

イスラエルとイランの攻撃の応酬で中東情勢がまた、いっそう緊迫化したからでしょう。

今の時点では、全オープンするのは、10~12月の間くらいかな?と言っているそうです。

無事に今年中にはオープンできるといいですね。

2025年4月の時点では、有名なツタンカーメンの黄金のマスクなどは、まだカイロのエジプト考古学博物館にありました。

でも、現在の部分的なオープンでも、全て見るのにかなり時間がかかるくらいのものが展示されています。

GEM チケット購入

オンラインでチケットを買うときの注意

今回、危うくオフィシャルではないところで購入しそうになってしまいました。

いざお金を払う段階まですすんだら。。。

なんか前に見たチケットの値段よりずいぶん高いな?

しかもUSドル価格ででてる?

と思って再度確認すると、どうやらThird partyのサイトに間違っていってしまったようです。

危ないな。。。

こちらのオフィシャルってあるサイトも、URLも、これって本物?ってちょっと疑いたくなりましたが、下記が公式のチケットサイトです。

Grand Egyptian Museum

上記にも、こちらが唯一のオフィシャルウェブサイトです、と書いてあります。

もしかして、私みたいに、なんちゃってサイトで間違って購入してしまう方がいっぱいいるのかもしれません。

チケットは、英語が理解できれば、GEM Guided Tour Tickets という、ツアー付きをお勧めします。

GEM どのタイミングで行くべきか?

いつ行く?

先に実際の遺跡を訪れた後にいくか、それともカイロに着いてすぐ行くか?

私たちは、ナイルクルーズを含むパッケージツアーが終わってから行きました。

でも、もし自分で予定を自由にできる場合、遺跡などに行く前にGEMに行くのがよいかもしれないです。


理由としては、

1.ガイドの人が上手に歴史を説明してくれるので、歴史がわかる。
エジプトに行かれる方は、遺跡を回るのに、歴史を調べてから行かれるとは思います。でも、なにぶん長い歴史で、しかも歴史上有名な人名が覚えにくい!っていうか、わからなくなりますよね。やっぱりプロの人に説明してもらうと、分かりやすかったです。

2.遺跡で早大なスケールで観光した後に、美術館で見ると規模がかなり小さく感じられ、感動が少ないかも。

おすすめ! GEM ミュージアムショップ

GEMのミュージアムショップが楽しい!

時間に余裕があったら、ぜひ、ショップに寄ってみてください。

と、いうか、お買い物好きな方は、ここに寄るために時間を作っておくことをお勧めします。

きれいなお店に、素敵なものがたくさん置いてあります。ここ限定の物もたくさんありますので、友達や家族のお土産だけでなく、自分のお土産としても色々見てみるのも楽しいと思います。

そして、ここで私がやりたかったのは、

名前をヒエログリフにして、パピルスに書いてくれるサービスです。

Pyrus

ただ、ヒエログリフで名前をパピルス紙に書いてもらうのにあたり、自分の名前がどういったヒエログリフになるか、確認してから行った方がよいかもしれません。

ヒエログリフは象形文字と呼ばれるように、絵に似てますよね。でも、その見かけに反して、表意文字よりも表音文字が多いそうです。

表意文字の音を借りることもあるみたいで、表音文字では通常母音は無視され、子音のみが表記されるそうです。

  • ひらがなからヒエログリフに変換したもの
  • 自分の名前をアルファベットに直してからヒエログリフにしたもの

は違いがあるケースがあります。

間違いではないですので、見た目の好みで決めてよいのではないでしょうか。

もし、二つ比べて、自分の好みのヒエログリフがあれば、それを見せて同じに書いてもらってもいいと思います。

下記のサイトを使用してみました。

ヒエログリフに変換するマシーン。

ヒエログリフに変換します
ヒエログリフに変換します

たかしさんをヒエログリフで表すと

𓏏𓄿𓎡𓄿𓐚𓇌

TAKASHIさんをヒエログリフで表すと

𓏏𓄿𓎡𓄿𓋴𓎛𓇋

#ヒエログリフ https://hieroglyph.sacnoha.com/

と言った感じです。

どうせなら、自分の好きなヒエログリフを使ったもので作成してもらいたいですよね。

ちなみに、GEMで書いてもらう余裕がなければ、カイロ空港の中に同じ会社が同じ機械を使ってサービスをしてくれるところがあります。

空港内には、ターミナル2と3にありますが、行く前にサイトで場所が変わってないかご確認下さい。

GEMでお腹がすいたら

腹が減っては。。。

大きなミュージアムですから、お腹すいちゃいますよね。

私たちは、Zoobaというレストランで食事をしました。

お店もきれいですし、スタッフの方もよかったです。

感動するほど美味しい!とは感じませんでしたが、リーズナブルに食事ができて、色々試せるので良いと思います。

実際、ミュージアムの外にでて、また戻ってくるのは時間がもったいないです。

周り、何にもないですから。

もし、GEMに長時間滞在できるのであれば、おなかがすいたらミュージアム内にいくつか食事できるところがあるので安心です。

ちなみに、GEMには、フランスのマカロンで有名なラドゥレがはいっています。こんなところでお茶とかしても素敵ですね。

The Museum of Egyptian Antiquities

The Egyptian Museum in Cairo (エジプト考古学博物館)は、ツタンカーメンで有名

Bot Verification

こちらにはガイドの方と行きました。

チケットオフィスも、入場するのもとっても混んでいました。

かわいらしいピンク色のミュージアムは1902年に建てられたもので、冷房はありません!

夏場は特にとっても熱くなりますし、中にカフェなんておしゃれなものももちろんないので、長時間滞在するのはちょっときついかも。

飲食店は、外に出たところにあります。

ミュージアムというよりは資料館?って言ったほうがいいのではないかというほど、物が溢れている印象です。

こちらの物も、GEMが全オープンする際には、順次その価値に見合った素敵なかたちで展示してもらえるんでしょうね。

個人で行く場合には、チケット売り場の混雑を避けるためと、中を効率よく回るために、ガイドの方と行くことをお勧めします。

ツタンカーメンの黄金のマスク

ツタンカーメンの黄金のマスクなどは、特別展示で個別の入り口のある部屋に入ります。

パッと見、「列ながっ!」と思うかもしれませんが、展示室に入ると、係の方に割とせかし気味に進むように言われますので、思ったよりも待たなくて中に入れます。

写真やテレビでは何回もみていても、やはり本物を真近にみると、その美しさに感動しました。

残念だったのは、写真撮影は禁止、とされているにも関わらず、係員に見られないように隠し撮りしている人たちがいたことです。

私は、恥ずかしながら、カメラのフラッシュが被写体の劣化に影響をする、ということを今まで考えたことがありませんでした。

(現在のフラッシュは以前のものと違いLEDなのでそんなに影響はない、とも言われているようですが。)

でも、一日多くの人が訪れる場所では、上記の理由と、他の人の迷惑になるから、という理由で写真撮影を禁止するのは理解できます。

ツタンカーメンのマスクは、絵画ではなくてゴールドなので、劣化、と言う意味よりも大勢の人が、写真撮影をする人に邪魔されずに良く見れるように、という配慮なのかな、と思います。

エジプトのAntiquities

「Antiquities」は英語で、古代の遺物や遺跡を意味します。

ツアーに同行したエジプトロジストの方が、

「世界に存在するAntiquitieの数の70%以上がエジプトにある。」

とおっしゃっていました。

調べてみましたが、そのような記述がある資料は見つけられませんでした。

でも、今でもそこらへん掘ればなんか出てくるっていう状況ですから、大きなものだけでなくて、装飾品やその他細かいものを数えれば、世界で一位というのはうなずけます。

まだまだ、これからもたくさん出てくることでしょうし。

砂の中に何が埋まっているのかの遺跡調査においては、日本がとびぬけて素晴らしいともおっしゃっていました。

古代エジプト遺跡調査においては、早稲田大学の貢献がよく知られていますよね。

日本の調査隊と、そのチームが使用しているテクノロジーが、遠いエジプトで大活躍していると聞くと、私もとっても嬉しかったです。

まとめ

どちらも見るものがたくさんあるミュージアムです。

特に時間の制限などがある場合には、入場の際の時間のロスを避けるためと、中での観覧の時間を有効に使うため、ガイドの人と一緒に回ることをお勧めします。

特にエジプト考古学博物館は、事前のオンラインチケットを購入しようとすると、チケット購入公式サイトが私は見つけられませんでした。

ミュージアム自体の公式サイトは上記の通りあるのですが、ここからチケット購入のサイトに行けなかったんです。

下記のサイトを使用していらっしゃる方がいましたが(こちらが公式のサイトなのか分かりませんでした。)、チケット購入後、問題があった、という方がちらほらいるようです。

ですので、こちらで購入する際には十分気を付けてください。

https://egymonuments.com

ガイドさんも当たり外れがあるとは思うのですが、それでも、説明を受けながらのほうが楽しめると思います。

個人で行く場合には、下記のようなサイトを使用してガイドを手配するのもいいですね。

viator.com
https://www.klook.com/ja

皆さんの旅が素晴らしいものとなりますように!

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