リタイア後 旅行のバジェット

ファイナンス

リタイア後 できれば、お金の心配なく、ゆったりと優雅に旅行できればいいですよね。

リタイアして、お給料が入ってこなくなった今、どういった心持でいればいいのでしょうか。

あと何回行けるかな?

アクティブな旅行にあと何回行けるかどうか問題

私は夫と20歳ほど年齢が離れています。

さいわい、今のところ 夫は、特にどこと言って悪いところはありません。つい最近やっと運動とか歩きすぎると、ちょっと膝が痛いかも。。。と、文句を言い始めた程度なので、今までかなり健康に恵まれてきました。

体力は、私なんかよりもあります。

ただ、この先 今の健康がどれだけ続くか分かりません。

それに、年上の夫よりも、私のほうに何か起こる可能性も、もちろんあります。

旅行に出かけて、やりたいことをできる状況が、今後どれだけ続くか全く分からないです。

今年はエジプトにも行けましたし、秋には少なくとも一回10日間ほどの旅行を予定しています。

そして、来年春には、いよいよトルコ旅行に行きたいと思っています。

トルコは、行きたい場所が数か所あるので、移動を含めて少し長めの旅行になる予定。

しかも、いろいろ歩き回り、やっぱり行ったからには、気球にも乗りたい!

こういった計画ができるのも、健康あってのことです。

バジェットいくら?

いくら使っていいの?

私が仕事をやめて、いろいろ旅行しよう!決めたとき、

「大体どれぐらい旅行のバジェットを組めばいいのかな?」

と夫に聞いたところ、

「別に考えなくてもいいんじゃない?」

と言われました。

長い結婚生活の中で、いかに私がけちん坊なのか知っているので、そんなにバカみたいな高額の旅行をするはずがない、というのを夫が知っているからだと思います。

それに、旅行に関しては、私がすべて夫に相談なしで、色々な判断をするのではありません。

私がリサーチしたものを一緒に見て最終的に決定するスタイルだからでしょう。

しかも、考えてみたら、今年出来た旅行が来年、自分の健康や体力でできるとは限りません。

考えるに、年がたつにつれ、旅行の回数も長さもどんどん減っていくはずですよね。

それなのに、あと例えば、10年は旅行を楽しめる!と、思って、毎年同額のバジェットを組んでいたら、もしかしたらあと七年後には旅行は年に1回、しかも近場に4,5日程度なんて状況になっているかもしれません。

それを考えると、まあ 生活費もそうですよね。

年をとるにつれ食も細くなり購買欲も下がるはず。(たぶん)

ただし、それに比例して医療費は上がっていくと思いますので、そちらはトントンでしょうか。

ただし、旅行の費用に限っては、今後あと十年を考えたときに、今が一番バジェットを高く組んでいるべき時でしょう。

と、なると、今できて、やりたいことを一番に考えて、行動しよう!という気持ちになります。

お金足りるか問題

本当に大丈夫なの?

昨今の世界情勢を見るにつけ、未だ自分の投資ポートフォリオが、Domestic stockに割と重きをおいているせいもあり、ちょっと不安になることもあります。

というか、今、自分のIRAみてびっくりしました、なんと85%以上。

下に思いっきり、Aggressive Growthと書いてあります。そんなつもりはなかったんですが。。。

言い訳をすると、幸い、ここから資金を引き出す必要があるのは、今の予定では、はるか遠い未来のことです。

たぶんに私がRMDを取り始めないといけない時ではないかな、と思っています。

RMDとは、Required Minimum Distributionsです。

401Kなどの退職プランに入れたお金は、大半の人は73歳に達したら、最低限の金額を引き出さないとIRSにおこられてしまいます。

下記に、ずっとリタイアメントファンドに入れておけると思うなよ!と書いてあります。

You cannot keep retirement funds in your account indefinitely. You generally have to start taking withdrawals from your IRA, SIMPLE IRA, SEP IRA, or retirement plan account when you reach age 73.

Retirement topics - Required minimum distributions (RMDs) | Internal Revenue Service
Review the required minimum distribution rules for certain retirement plans, including traditional IRAs, SEP IRAs, SIMPL...

RMDを忘れていると、もちろん、ペナルティーをとられちゃいますので、気を付けてください。

私もリタイアした現在、現在の我が家の収入は、夫のソーシャルセキュリティーとRMDです。

幸い、家や車のローン等は何もないので、ソーシャルセキュリティーで毎月の生活費は賄えています。

一応、リタイアメント プランニングのツールで見てみると、夫、私とも、95歳まで生きても、お金が無くなることはないとの予想です。

もちろん、いつでも最悪のシナリオを考えがちな私ですので、予想はもちろん、マーケットが、Significantly belowとしての予想で見ています。

(選択できるのは、マーケットが、平均、平均以下、めっちゃやばいやつ、の3つです)

まあでも、この予想については半分ほどしか信用してないです。

もしかして、Significantly belowよりも、もっと悪い状況になることだってあり得ますし。

でも、現在までつつましい生活をしてきたおかげで、今の時点では、心配しなくてよさそうです。

そんなわけで、旅行に関しては何があるかわからないので、今行きたい時にやりたいことをやっていこうと思います。まあ、なんとかなるでしょ。

そもそも、もともとの性格と、身についた貧乏精神で、そんなにすごい高級ホテルに泊まる、なんていう旅行のスタイルではないのです。

今現在の感じでエコノミーに乗り続ける限り、大丈夫そうです。

願わくば、エコノミーに14時間耐えられる今の体の状況と体力がまだまだあと10年は続いて欲しいと思っています。

でも、これからは、使うべきところにはケチらないで、自分の体を大事に、ちょっと自分に優しくもしたいです。

さすがに私60歳、夫80歳の時には、長距離はビジネスクラスに乗りたいですね。。。

現実と向き合う

心配しても、どうなるかわからないものは考えすぎない

私は生まれついた時から、まとまった数字を5秒以上、覚えていられないという呪いにかかっています。

たぶん、生まれてすぐのお誕生日会に、招待し忘れた親戚の魔女でもいたんでしょう。

ですので、例えば、家族の電話番号を覚えられないとか、かなり面倒くさい点もあるのですが、割といい面もあるのです。

ニュースなどで、「また株が急暴落!」なんて聞くと、意識して、投資アカウントにログインしないようにします。悪いものでも、耳をふさいで目を閉じてたら、ないのも同じですから。

でも、日々の家計を一応監督している立場でもあるので、ずっと目を閉じているわけにもいきません。

ちょっと落ち着いたかな?くらいの時にログインします。

「あら、こんなに大変なことになってたのね?」と上がり下がりの激しいグラフをいちべつした後、

「まあまあ全体的にそんなに損はしてないかな」

と、いう程度の理解で満足します。

後で夫に、今いくらあるの?と聞かれても、全く数字を思い出せません。

見たとき、「うわ!大変!」って、飛び上がって夫にの部屋に行かなかった、ということは、たぶん大丈夫、みたいな。

余談ですが、株の動きにストレス感じるのいやですよね。

昨年の春に、夫のIRAを、Annuityと言われる、いわゆる個人年金にいれるか、投資マネジメント口座に動かすべきかで迷いました。

結局、「どっちでもいいんじゃん?」と、何のアドバイスにもならないコメントをしたあと、ふわっと忘れていました。

私が何の役にも立たないコメントをしたあと、夫はいくつかに分散してAnnuityにいれたようです。

その後、株が爆上がりしていた時期もありましたので、全体的にどっちのほうがよかったかは、分かりませんが、今のところ興味ありません。

ただし、今の状況では、心の平穏と言う意味では、Annuityに入れていてよかった、という結論になります。

Annuityについては、賛否両論ありますよね。よく理解して、手数料や、途中でお金を出す際のペナルティを理解することが大事だと思います。

個人的には、他のポートフォリオも考え、適正な年齢で、適当な金額で、正しい種類を選ぶことが出来れば、よい選択になると思います。

なんにしても、信頼のおける、ファイナンシャルプランナー、アドバイザーを持つことが、老後の計画には、不可欠ではないでしょうか。

特に、Annuityのような、ややこしくなりがちなものを購入する場合には、是非、そのエージェントが、あなたにFiduciary dutyをもっているか、確認してください。

ただ単に、そのエージェントが、自分のコミッションが多く入るAnnuityを売りつけようとしていないか、見極めてください。

Fiduciary Dutyとは、相手方の信頼を受け、その人の利益を一番に考えて、行動または助言しなければならない義務のことです。

ちなみに私は、主人と、主人の両親がもともとFidelityに口座をもっていましたので、今は投資関係はすべてここに集めて管理しています。

一か所にまとめると管理しやすいですし、さらに、総額でまとまった金額の資金があれば、アドバイザリーフィーも、かからなくなったりします

そういった面でも、一つの会社にまとめておくのはいいことかもしれません。

ログインも1つでいいですしね。。。

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