アメリカ在住者 アメリカにいて、日本の不動産売却するって実際どんな感じ?
今回やってみて、結構簡単なんだなあ、と言うのが感想です。
もちろん契約書にサインする前に、何回も借地人さんの不動産エージェントを通して買取会社とやり取りはありました。
契約内容の確認、交渉に関しては、やはり不動産エージェントがいたほうがいいでしょう。
でも、実際の本人証明や、サインに関しては、え、これだけ?という結構シンプルな流れでした。
不動産売却 基本的な手順
1.宅建士から重要事項説明書に基づき、物件や取引の重要事項の説明を受ける
(内容確認:わからないことがあったら、遠慮なく聞きましょう!)
その内容に納得して合意できれば、
2. 売買契約書に署名して売買契約を締結する
(合意内容の成立となり、法的拘束力があります)
前回からの続きです。
契約内容に関しては、それなりに何回か条件等を交渉しましたが、今回は先に契約書サインがどんな風に進んだか書きたいと思います。

何にサインするの?
アメリカ在住者 日本の不動産を売却するに必要な書類や手順
今回の土地売却に関して私がサインした書類は二つ。
- 重要事項説明書
- 売買契約書
一般的に重要事項説明書と売買契約書は、契約時に一緒にサインすることが多いようです。
二つの書類を簡単にいうと、
重要事項説明書は重要事項の説明を受けた証明する「分かったよ~」
売買契約書は購入の意思を証明する「約束するよ~」
と言う理解です。
重要事項説明書
宅地建物取引士が物件の状態、権利関係、取引条件など大事な事項を説明する際に使用します。
宅地建物取引業法第35条に基づく義務です。
そう、不動産業者は、契約締結「前」に、宅地建物取引士に説明させることが義務付けられています。
こちらは、物件の詳細情報や法律制限など買主売主保護が目的。
要するに後で、
「いや、そんなん聞いてないし。」
とか、
「なんか書類むずくて分からんかった。」
なんてならない為に。
売買契約書
土地の売主と買主が交わす、売買価格・支払条件・引渡時期・面積などの重要事項を明記した書面。
売主と買主の「合意内容」を具体的に定める書類です。
代金、支払い、引き渡し日など契約成立後、法的拘束力があります。
アメリカ在住 あなた誰?
今回、契約前に借地人さんの不動産エージェントに提出したのは下記。
全てPDFにしてEメールしておきました。
• 日本パスポート
• 米国免許証
• 日本免許証
• アメリカ領事館発行の在留証明(発行三か月前以上、他の目的に使用した使いまわし)
そして、手付金を送ってもらう
• 口座番号情報
私は海外在住なので、たぶん日本の免許証はいらなかったと思います。
持ってない方が多いと思いますし。
日本の本人証明があったほうがいいかな、と、私の判断で提出しました。
在留証明は、クロージング時には、3か月以内に発行されたものが必要になる、と聞いています。
今回、たまたま過去に作成したものが手元にあったので、まあ、おまけ的に添付しておきました。
年末の忙しい時にサインをすることになったので、何か書類不備とかで二度手間になったり、不要なやり取りを出来るだけ減らしたかったので。
たぶんいらないものでも、先に出しておくスタイルをとりました。
電子印鑑ってなに?
買取会社が使用したのは、電子印鑑GMO サインというものです。
今回私がサインした際は、下記のような順番でした。
- 買取会社(GMOサイン)から売主(私)へメールにて電子契約書を送付
- 売主チェック、サイン後に自動的に不動産会社A(借地人さん側)に転送され
- 不動産会社A社とB社(私側)、両者チェック後に買取会社に返送
- GMOサインより手続き完了、署名完了文書ダウンロードのお知らせ
この後、買取会社から売主へ手付金送金した旨のメールが、不動産会社Aよりありました。
日本の電子署名を使ったのは初めてです。
ちなみに、署名はアメリカのelectronic signatureと同様、自分でサインをするか、又は名前がプリントされたものを選択できます。
私はもちろん字が美しくないので、おとなしく自分の名前が書いてある物を選びました。
とにかく日本でも、電子署名が不動産売買に関しても広く使われることになってよかったです。
これは、2022年の宅建業法改正で重要事項説明書や賃貸借契約書への電子署名が認められてからみたいです。
メールで送られてくるリンクからアクセスし、スマホやPCで署名して完了するため、とっても便利ですよね。
これで私のような海外在住者でも、契約書署名においては、委任状を作成する手間が省けて一つハードルが下がったのではないでしょうか。
今回は、実際の土地売却契約がどんな流れで、何が必要だったか書いてみました。
次回は、契約の内容に関して、買い手側の会社とどのようなやり取りをしたか。
そして、どのくらい交渉をしたかなど書きたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!



